静岡だもんで

静岡と東京を行ったり来たりしながら感じたことを綴ります(不定期更新)

年配層が選ぶお店

20年ほど前、地元に「広い敷地、広い駐車場、横に長く大きい平屋タイプの商業施設」が増えました。食料品を扱うマックスバリュを中心として、靴とか服とか本とかスポーツ用品などのお店が、駐車場を囲うように横並び。全て1階建ての「平面」な造り。とにかく駐車場が広いので、車社会な土地柄との相性も良く「ココに行けば生活に必要なものが揃ってるぞ」とばかりに地元民で賑わいました。

10年ほど前、地元に「大型ショッピングモール」が増えました。浜松にイオンモールが立て続けに2つ。その後、磐田にららぽーとがオープン。圧巻の存在感を放つ「立体」な造り。フードコート、アミューズメントスペース、映画館など、買い物以外の施設も充実していて「ココに行けば家族で楽しめるものが揃ってるぞ」とばかりに地元民で賑わっています。

余談:ららぽーと磐田のトイレ。この色の並びなら、真ん中を「レッド」にしてほしい(笑f:id:Protopeller:20170207173525j:image

 

このように地元には大型の商業施設が増えました。いろいろ揃っていて楽しいですよね。僕も主に映画や大型書店を目的に、ららぽーとへ頻繁に行きます。

ただ、建物が大きな分、買い物するために歩く距離は相当なもの。案の定、これが年配層にはしんどいようで……。

祖父や祖母と一緒に、買い物と外食を兼ねて、ららぽーとへ行くことがありますが、駐車場からフロアへ入るなり「ベンチで待ってるから買い物しておいで」と、初っ端から歩き回ることを拒みます。

 

そんな年配層の気持ちを汲み取ってか、ジワジワと強みを増しているのは「コンビニ」だそうで。

この話を友人から聞いて以降、出先で気にするようにしてますが、たしかに、コンビニへ行くと年配層がよく買い物しています。駐車場に車を停めたら目の前にお店があって、必要なものがほとんど揃う便利さの最たるカタチ。野菜が売っていたり、プチ花屋のようなコーナーが設けられていたりする店舗も多いし、仏壇のある昔ながらな家が多い土地柄ということもあってか、ロウソクや線香の品揃えが良いコンビニもチラホラと。目視してる限りでは、惣菜やお酒を買っている年配層が多い印象。

ちなみに、昔はミニストップくらいにしか無かったのに、いつの頃からかコンビニに「あって当たり前」になっているイートインコーナー。東京、特にオフィス街では常に賑わっていますが、地元では利用している人をほとんど見かけません。代わりに、駐車場に停めた車の中で食事している光景をよく見ます。昼どきの12時台にコンビニへ行くと、食事している車で駐車場が全て埋まっていることもしばしば。

このイートインコーナー。最近ではスーパーにも設置されてる店舗が増えており、こちらは、コンビニとは打って変わって、年配層の憩いの場として賑わっている模様。行けば誰かしら顔見知りがいて、お菓子や飲み物を口にしながら世間話に花を咲かせています。

 

この先、必要なものは宅配してもらうという流れが加速していくとは思いますが、地方に浸透するまでは、もう少し時間がかかりそう。

現状の地元での年配層の動きを簡単にまとめると、必要な物を買いに行くなら近所のコンビニへ。顔見知りと会って話をしたいなら近所のスーパーへ。「楽=便利」を求めるならコンビニへ。「楽=楽しい」を求めるならスーパーへ。

なーるほど。これから増えていく年配層に受け入れられるお店づくりに欠かせないキーワードは「楽」ってことなんですね。(強引で雑な結論)

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