静岡だもんで

静岡と東京を行ったり来たりしながら感じたことを綴ります(不定期更新)

CDを買う理由

音楽CDが売れないと言われて久しい。かく言う自分も、CD買わないと聴けない曲があるなどの止むを得ない事情が無い限り、iTunesで配信されていたらダウンロード版を優先して購入する。毎日欠かさずタワーレコードに立ち寄って、新譜チェックして視聴しまくって、CDガシガシ買ってポイントが貯まりまくっていた頃は遠くなりにけり……。

 

個人的に、CDよりもダウンロード版を優先する理由はいろいろあります。

そこまで「物」に執着が無い(コンテンツは楽しみたい)/聴くという目的は充分果たせる/ダウンロード版の方が安い/PCで読み込む→iPhone繋いで転送してという手間が無い 等々。

ちなみに、乃木坂46など、収録曲が絶妙に異なる複数パターンでCD販売されたシングルやアルバムも、これだけ買えば全部聴けるよバージョンが配信限定で販売されたりすることも。

▼例えばこの「Special Edition」がそう

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ここ10年の間に、中学高校時代にお世話になった地元の小さなCDショップは軒並み閉店。浜松にチラホラ存在していた輸入盤やインディーズ盤を主に扱う玄人向けなお店も全滅。やっぱりCDって売れない時代なんだね。

 

……なんて思っていたのだけど、地元友達や家族、親戚と出かけた際にふと気づいたことが。

どの車も、CDが収納ボックスに入った状態でだいたい10〜20枚ほど常備されている。古い作品もあるけど、ここ1〜2年で発売されたものも普通に持っている。訊くと、みんな口を揃えて「CD?まぁ普通に買うよ」と。

どうやら「車で聴くために」購入している模様。今ならBluetoothでカーステレオと繋げてスマホに入れた音楽を車で聴くことができる。その方が大量な曲数持ち運べるし、入れ替えの手間も省けるしで便利だと思うけど、そういう仕組みがあることを承知の上で、あえてCDで買っているとのこと。

「だって、CDなら買ってすぐ車で聴けるらー」

「そんなに頻繁に入れ替えることもしないらー」

「パソコン使ってスマホに入れるほうが面倒だらー」

「ダウンロードで買ったら貸し借りできんらー」

移動の基本が車だし、家族といるとヘッドフォンやイヤホンで音楽を聴くこともできないしで、車の中が「音楽を楽しむ」のに最適な時間と空間。車で音楽を聴きたい人にとって、買ってヒョイと挿入するだけで聴ける「CD」はとっても便利。更に、他の車で聴きたい、家族や友達が貸してと言ってきた場合もすぐ対応可能。理由として、いろいろ納得。

そういえば、高速のサービスエリアやインターチェンジが近いコンビニでは、ヒットソング集の廉価版CDが沢山売られてますね。すぐ聴けるから買うって人がいる。車社会ならでは。

ちなみに、地元にある「イケヤ」や「すみや」といったチェーン店で扱うのはヒットチャートで見かけるような有名アーティストのCDがほとんど。雑誌には出ている、東京では大きな会場を埋めるレベルのアーティストでも、テレビに出ていなければ認知度が限りなく低い=地元のショップではCDを見かけない率が高い状況。ららぽーと磐田の中にタワーレコードが入っているけど、覗いてみると「アイドル」「EXILE」「アニソン(声優)」がほとんど。解りやすく「全国レベルの知名度」の商品ばかり扱っている印象。品揃えは偏っているけど、置いてあれば(それなりに)買う人がいる。

 

費用対効果は一旦置いておいて、CDの売上げを伸ばしたいなら「車社会の地域で有名になる」てのが思いのほか有効なのかもしれないなと。短絡的な意見かもしれないけど、そう思わせるくらいの状況が少なくとも地元にはあったもんで。

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