静岡だもんで

静岡と東京を行ったり来たりしながら感じたことを綴ります(不定期更新)

歩数の差

仕事の都合などあり、昨年と今年で生活環境が下記のように切り替わりました。
◎昨年(2016年)静岡生活、たまに東京
◎今年(2017年)東京生活、たまに静岡

先日ふと「しばらく車を運転してないなー」と思った流れで、普段は見ていないスマホの歩数記録を確認。

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左は昨年11月から12月にかけての「車移動メインな静岡生活」での歩数。右は今月の「車を運転しない東京生活」での歩数。

 

差は歴然!!

 

11〜12月は寒いので余計に歩き回らないというのもあるけど、たしかに地元(静岡県西部地区)では出かける時は車が当たり前。10分以上歩くような距離だと車。浜松在住の友人が「バス停まで30分歩くとか変態扱いされるもん」と言ってたけど、ホントそんな土地柄。イオンモールららぽーとへ買い物に行った時と、子供を連れて大きな公園へ遊びに行った時などは普段よりも歩くとは思うけど、毎日それなりに歩数を稼ぎたいとなると、意識して時間確保してウォーキングでもしないと難しいだろうなー。

対して、東京は「駅までの道のり」はもちろん「駅での乗り換え」や「駅から目的地まで」など、細切れながらも思っている以上に歩いているんだなーと。

 

車を運転しつつ、自然と歩数も稼げる生活ってどんなのだろう?

そういえば、地元では大きな会社や工場って、社員用の駐車場がものすごく広かったり、建物から離れていたりすることが多い印象。そこに通勤している人は、移動の基本は車でも、歩数(歩く距離)もそれなりだったりするのかな。(情報求ム)

ここからは妄想だけど、自動運転が普及して、車移動しながらも体や意識を自由にできるようになったら、足もとがウォーキングステップに切り替わって歩行運動できるような仕組みができないかなー。更に発展して、腹筋や胸筋を鍛えたりする「筋トレできる個室ジム」のような仕組みが自動運転車に装備されたりしたら面白い。実現したら、多忙だけど健康意識の高い人の需要はあるんじゃなかろうか。

 

ちなみに、全然歩かないよりも歩いたほうが健康的。それなら車社会な地元の人は不健康かというと答えはNO。むしろ健康寿命は全国トップクラス。東京と比較するとデータ上では静岡のほうが健康的。もちろんお茶の影響はあるとは思うけど、もっと単純に「ストレスが少ない」てのも大きく影響しているのではないかと。

東京生活では歩く機会は増えるけど、地方に比べたらどうしても人が多いし自然も少ない。意識してなくても、無意識のうちに心と体が蝕まれていたりするんだろうなー。(個人の見解です)

 

見方を変えると、ただでさえ健康的な地元で、歩けば更に健康的。

田んぼ道、川沿い、海の近くなど、歩きやすくて気分良い場所が沢山あるし、地元にいる時は意識して歩くようにしてみます。

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熱海は隠れ関東?

熱海が好きです。

 

観光名所として皆さんご存知の温泉地。
宿泊せずとも立ち寄りで入浴させてくれる旅館やホテルも多いし、駅前には無料で利用できる足湯があるし、美味しいお店も多いし、頻繁に花火大会を開催してるし、海もあるし、城もあるし、絶滅危惧施設な秘宝館もあるし(笑

個人的には、地元(静岡県西部)と東京のちょうど中間地点ということもあり、どちらからも日帰りで気軽に行ける距離だったり途中下車するにも都合の良い場所だったりで、熱海にはちょくちょく遊びに行っています。

▼ようこそ熱海市
http://www.city.atami.lg.jp

 

熱海に行くようになった2000年代前半は、週末でも閑散としていて正直かなり寂しい印象だったけど、ここ最近の熱海はとても賑やか。

改築されて駅ビルが「ラスカ」になって小田原と似てしまったり、そのビルの食堂街で真っ先に目立つ文字が「浜松餃子」だったり、駅前ロータリーで一番目立つ看板の文字が「大江戸温泉」だったりと、ツッコミどこ満載ですが、観光地に活気があるってのは単純に嬉しくなります。

都心から気軽に行ける温泉地は数あれど、実は最も短時間で行ける有名温泉地は熱海だそうで。

たしかに、関東圏の人が少し足を伸ばして行く有名温泉地といえば、神奈川の箱根・湯河原、栃木の鬼怒川・那須、群馬の草津・万座・伊香保、長野の白骨・野沢などなど思い浮かびますが、都心から向かう場合『東京駅→熱海駅:新幹線で48分』より早く着ける場所は無いんじゃないかと。

あと、又吉直樹氏の小説でドラマ化もされた『火花』も、物語の重要な箇所の舞台が熱海だったりで、いわゆる聖地巡礼として訪れる人もいるそうです。

▼ドラマ『火花』
http://www.hibana-netflix.jp

 

そんな熱海について、東京にいる際、友人知人に魅力を語っていて気づいたことが1点。

『思っている以上に、熱海は静岡県という認識になってない人が多い!』

分かりますよ、ええ、分かります。さほど縁の無い土地だと、名前は知ってるけど正確な場所を把握してないってこと自分にだってありますよ。

静岡県という認識になってない人たちにとって熱海は何県だと思われてるか。もちろん、お隣の神奈川県。どうやら箱根や湯河原あたりと同じ括りになっているようです。

で、この誤認識な状況。静岡県出身として若干のモヤモヤを抱きつつも『 たしかに熱海って静岡県だけど関東っぽい部分がちょくちょくあるよね』と以前から感じてるのも正直なところ。

 

<例えば>
熱海駅JR東日本

静岡県内には東西を横断するカタチでJRの路線(東海道本線東海道新幹線)が通っています。静岡は『東海地方』で括られることもあり、管轄は『JR東海』。ただ、静岡県内で唯一、熱海駅だけ『JR東日本』扱いなんです。

切符を逐一購入せずに済むので、基本的に電車を利用する際はSuicaを使ってます。少なくとも静岡県から東京都内で自分が利用する可能性のある路線はSuicaで事足ります。で、そんなSuicaでJRの管轄を超えて乗車すると、自動改札を通ることができず、駅員のいる改札で精算処理してもらわなければなりません。

それ自体は(たぶんJR全体に共通する話だと思うので)仕方ないで割り切ればいいけど、東京から熱海へ遊びに行く時は普通に自動改札を通れるのに、地元から熱海へ遊びに行く時は、Suicaタッチのみで自動改札を通ることができないことがモドカシイ。同じ静岡県内なのに!

 

<例えば>
視聴できるテレビは関東と一緒

静岡県内で視聴できるテレビ番組は、基本的に静岡ローカルです。

静岡第一テレビ(関東での日テレ)
◎静岡あさひテレビ(関東でのテレ朝)
◎SBSテレビ(関東でのTBS)
テレビ静岡(関東でのフジテレビ)
◎※関東でのテレビ東京にあたる放送局は無し

ところが、熱海ではテレビをつけて映るのは、日テレやらTBSやらの関東放送。テレビ東京も映るので『ワールドビジネスなんちゃら』や『カンブリアなんちゃら』なども見られるし、『なんちゃら鑑定団』も何週間か遅れてSBSで土曜の昼にではなく、本放送の時間帯に楽しめます。静岡県内なのに!

静岡の放送を見たい場合は、ケーブルテレビで、更にチャンネル数の多いプランで契約する必要があるとのこと。静岡県内なのに!

※地デジ完全移行前の通常視聴と、現在のケーブルテレビの家庭では、デフォルトで映るのは関東の放送であることは確認できてますが、万が一、地デジ完全移行後の通常視聴が静岡ローカル放送に切り替わったりしていたらごめんなさい

 

<例えば>
熱海市が神奈川県になっても地図的に違和感が無い(たぶん)

熱海市は、地図で見るとココ。

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※画像引用元
https://goo.gl/n3eF5C

静岡県のカタチはこんな感じ。

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※画像引用元
https://weather.nifty.com/

伊豆半島の入り口のクビレ部分なので、熱海市がもし神奈川県所属になっても、静岡県のカタチの印象はほとんど変わらず、全くといっていいほど違和感ありません!(たぶん)

神奈川県側も、左下の出っ張りが今よりほんの少しだけ伸びる程度なので、言われなければ誰も気づきません!(たぶん)

 

、、、て、アレあれ??

無理やりイチャモンつけてるような内容になってしまってるぞ。おかしいなー(笑

 

あーだこーだ書いても、トドのつまり熱海が好きなんです。もちろん、これからもちょくちょく遊びに行きますよ。

もっと都心から気軽に遊びに行けるように、新宿からロマンスカーに乗って熱海に行けるようにならないかなー。もっと地元から気軽に遊びに行けるように、沼津辺りから東名が分岐して熱海まで高速道路が延びないかなー。などなど妄想しつつ。

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マイ箸がある家族と無い家族

今回は、静岡とは直接関係が無かったり、仕事や飲みの席で友人知人から収集した50人にも満たないサンプルを基に「肌感覚」で書いています。話半分で気軽にお付き合いください。

 

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ある日、友人の実家におじゃまし、夕飯をご馳走になった時のこと。「いただきます」をした直後、友人家族の起こしたアクションに衝撃を受けました。

 

食卓の真ん中にペン立てのように箸がまとめられていて(飲食店の箸立てをイメージしてください)、そこから各々が箸を取って使いだしたのです。神経衰弱よろしくペアを探して手に取って使うという流れ。長さやカタチは同じだけど微妙に色や柄が異なる箸。とはいえ、何膳かは全く同じもの。

 

もちろん気になって質問してみました。「使う箸って決まってないの?」

 

友人はもちろん、家族の皆さんも「え、むしろ決めてるの?」といったご返答。

箸は食器と同じで誰が使おうと別に構わないでしょ。スプーンやフォークは家族共用で、箸だけ決まってるってのも変じゃない?どのみち洗うし、他人の使った箸が嫌なら外で食事できないじゃん!などなど。言われてみれば解らなくもない理由ばかり。

 

とはいえ、実家(静岡県西部地区)では「マイ箸」が決まっていて、家族で座る席も決まっていて、食事の時はあらかじめ各々の場所に各々の箸も並べられているのが当たり前。なんなら「マイ茶碗」や「マイ湯呑み」も決まってる環境で育った身としては「友人家族の当たり前」に対する衝撃は大きかったわけで。

 

たしかウチは親戚周り(静岡県西部地区と兵庫県)も「マイ箸」の家ばかり。お父さんの箸に対してお母さんの箸は少し短くて赤系だったり。

 

▼写真:100円ショップのお箸売り場

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これを機に、友人知人に会った際(思い出した時限定だけど)訊いてみました。すると、予想以上に「家族共用だよ」という回答が多いこと多いこと。もちろん「マイ箸だった」という回答も多いです。

で、暫定結論としてまとめてみると以下の通り。

 

▼家族共用(マイ箸は決まってない)率の高い地域

・東京都内

・都心通勤地域の千葉(目安:千葉市より東京寄り)

・都心通勤地域の神奈川(目安:横浜市より東京寄り)

・都心通勤地域の埼玉(目安:大宮より東京寄り)

・沖縄

【※追記】最初は「北海道」も家族共用地域に含めてましたが、シェアしたSNS経由での反響の結果「マイ箸率の高い地域」である可能性が高いと判断し削除しました(コメントありがとうございます)

 

▼マイ箸率の高い地域

・上記以外のほとんど

 

あくまで「肌感覚」での暫定結論なので「ウチは違うよ」という人もいることでしょう。ちなみに、生まれも育ちも東京だけど「マイ箸」だったという回答も数名いました。その人たちに共通していたのは「両親が地方出身者」という点。

 

地方のほうが祖父母も一緒に食卓を囲む率が高いので、それが「マイ箸」率の高さに影響しているのか。沖縄は大らかな(細かいことは気にしない)イメージがあるので、箸も家族共用でいいじゃんという流れに繋がっているのか。微妙に、絶妙に、気になることがチラホラ出てきました。これからも気が向いた時に、微妙に、絶妙に、リサーチを続けてみたいと思います。

 

皆さんの家(実家)は「マイ箸」ですかねねね??

飲みニケーション

地元(静岡県西部地区)にいて感じるのは「飲み会」の少なさ。

歓迎会や送別会などの前もって決まっているイベントではなく、仕事仲間と一杯とか、友人知人が突発的に開いた飲み会に顔を出す等々「その日(その場)の思いつきで、仕事帰りに飲んで帰る」という状況が地元では起こりません。(東京では付き合いが悪くなければ日常的に起こります)

 

▼写真:先日、東京にて仕事仲間と寄ったお店の壁に並んでいた日本酒

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日々の買い物や休日のお出かけはもちろん、「通勤」での移動手段が「車」なので当たり前といえば当たり前。運転代行を利用すれば仕事帰りに飲むことはできるけど、飲み以外にそこそこな料金がかかるので、限られたお小遣いでヤリクリしている人には「気軽に」とはならないし、お酒を飲まないドライバーを用意して飲みに行くとなると、通勤前からの準備(手配)が必要なので「その場の思いつきで飲んで帰る」のとはチト違う。

ちなみに、先日、親戚の法事があったので、地元で働いている親族に「仕事帰りに飲んで帰ることってある?」と訊いてみたところ、全員が「無いね」と即答。やっぱりね、そうだよね。

 

「飲みニケーション」て言葉があるように、酒の席は親睦を深めるためにとても有効です。その人の意外な一面を垣間見たり、周りが気付けなかった本音を知ることができたり、仕事以外の話をしたらビックリするほど趣味が被っていて親近感を覚えたり。

そんな飲みニケーション。地元では無縁かと思いきや、こんな意見が。

 

「仕事以外で集まったりすることが多いからね」

 

仕事帰りではなく休日に、仕事仲間と会って(集まって)バーベキューしたり、スポーツしたり、遠足気分で遊びに行ったりすることがちょくちょくあるとのこと。乗り合いだったり家族が運転してくれたりで、そういった場では遠慮なく仕事仲間と顔を合わせてお酒も飲んだりするようで。なるほどー。反対に、東京だと休みの日にまで職場仲間と会うってことはほとんど無いような印象。

 

◎地元:仕事帰りに飲まない/休日に集まる

◎東京:仕事帰りに飲む/休日に集まらない

 

カタチ(タイミング)が異なるだけで、飲みニケーションはしっかりと存在するんですねねね。

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鈴木で呼ばれる呼ばれない

地元と東京を比べて(個人的に)大きく異なることの1つに『名前の呼ばれかた』があります。

 

僕の苗字は『鈴木』ですが、地元(静岡県西部地区)では『鈴木さん』で呼ばれることは、まずありません。なぜなら、日本トップクラスの『鈴木さん密集地域』だから。

 

小学校から高校まで、学校のクラスに「鈴木」は4〜5人いて当たり前。スズキ自動車の本社も浜松。

その昔、所さんのテレビ番組にて、浜松駅前でスタッフが大声で「鈴木さ〜ん!」と呼んだら、かなりの人数が振り返ったという実験を行なったくらい、アッチにもソッチにも鈴木さんが。

そういえば『ピエール瀧のしょんないTV』でも、浜松市篠原町は3人に1人が鈴木さんということで、こんな企画が放送されたりしましたね。

 

▼BACKナンバー「しょんない鈴木さんサミット」

http://www.satv.co.jp/0300program/0040shonnaitv/back/2014/10/2014-1002.html

 

そんなこんなで、地元では、鈴木姓の人は基本的に下の名前で呼ばれます。苗字で呼んでも『どの鈴木さん?』となってしまうわけです。僕自身、高校を卒業して上京するまで『鈴木さん(鈴木君)』で呼ばれた記憶が(大袈裟ではなく)全くありません。

 

なので、上京して専門学校で周りから『鈴木君』と呼ばれるようになった際、最初は違和感が激しくて「苗字で呼ぶと他の人と紛らわしいからヤメてよー」と本気で思ってました。

それでも人間は慣れていくもので、半年も経った頃には『鈴木さん(鈴木君)』で呼ばれてもスンナリ反応できるように。社会に出て著名やハンコの機会が増えることで『鈴木慣れ』は加速。いつの頃からか、下の名前で呼ばれるほうが違和感を覚える逆転現象にまで発展。もうかれこれ人生の半分は『鈴木で呼ばれてます期間』でございます。

 

昨年から地元で過ごす時間がグンと増えているわけですが、やはり地元にいる時は、子供の頃と変わらず『鈴木で呼ばれる』ということはありません。お店や病院などでは、鈴木姓の人はフルネームで呼ばれることがほとんどな印象。(ちなみに、飲食店で待ちリストに名前を記入する際は、鈴木だけで書くと紛らわしいし、フルネームでは書きたくないので、いつも『ヒムロ』とか『ヒムラ』とか『カルロス』とか、他人と被らなそうな名前を書いてます 笑)

 

子供の頃に当たり前だった呼ばれかたが、住む地域が変わったことで当たり前ではなくなり、その当たり前でなくなった状態で、現在は、地元では『ほんのりとした違和感』を覚える不思議感覚。

 

鈴木さんが『鈴木さん』で呼ばれないのは、地元ならではの特徴なんですよ、というメモでした。

言われてみれば確かに

なんやかんやで20年以上音楽活動(ドラム)をしてまして、都内のライブハウスで演奏する機会が現在もちょくちょくあります。(ありがたい)

自分たちのグループだけ出演する「ワンマンライブ」も稀にありますが、複数のグループが出演する「イベント」形態がほとんどで、東京以外、特に大阪や名古屋のグループと共演することも多いです。そんな東海&西日本地区からやって来た皆さんと挨拶をし、僕が静岡県出身と知るや否や放たれる言葉が……

 

静岡県って長いよね』

 

楽器などの機材がある+複数人まとめて移動するという理由で、大抵のグループは車で高速道路を走って東京までやってきます。で、愛知県や神奈川県に比べると、静岡県がとても長く感じるようで「え、まだ静岡県なのー」という不満に繋がり、その憤りを静岡県出身者である僕に吐き出すという流れ(笑

 

たしかに、新幹線の駅を数えてみると、神奈川県2駅、愛知県3駅、そして静岡県は6駅。東名高速の所要時間を調べてみると、静岡県内を端から端までノンストップで走って1時間45分から2時間。神奈川県や愛知県はその半分ほどの時間。比べると長く感じるってのは頷けます。

 

初めて言われたのはもう随分と前だけど、指摘されるまで『静岡県は長い』て認識は全く無かったなー。他県の人が感じる静岡県の印象。もっと知りたい欲が沸々と。

高層ビルから眺める景色

仕事の関係で、数週間前から東京出没&滞在率が急上昇してます。

お世話になる会社さんは、聞けば誰もが知ってる都内の某ビル(タワー?)の高層階にあり、窓からは東京タワーやらレインボーブリッジやらが望める贅沢な景観。歩く人々や走る車も眼下に小さく見えます。

東京暮らしが長く、そこそこ多種多様な仕事をしてきたので、このような状況は初めてではないけれど、ふと思ったのは、地元(静岡県西部地区)で高層階から景色を眺められる場所ってほとんど無いなーと。

ザッと見渡して遠くからでも目立つ高い建物って『アクトシティ浜松』のアクトタワーくらいじゃないかな。(袋井市の浅羽地区から太田川を渡って磐田に入る際にもよく見えます)

 

アクトシティ浜松

http://www.actcity.jp

 

アクトができたのは1994年。高校生の時。コンサートホールやホテルの他に、タワーレコードフレッシュネスバーガーなど当時の地元では珍しいお店があり、これまでに無かった「都市っぽさ」を感じたくて、休日に暇さえあれば足を運んでいました。(浜松駅からの動く歩道を通るだけで妙にテンションが上がってたなぁ……嗚呼、20世紀は遠くなりにけり)

 

▼そんなアクトの目玉の1つがアクトタワーの『展望フロア』

http://www.act-okura.co.jp/facilities/observation_gallery.php

※現在はホテル『Okura』の一部という扱いで名称は『展望回廊』らしいけど、当時からそうだったっけ?
 

初めて訪れたのは完成した年の暮れ。クリスマスシーズンの冬休み。

話題の場所ということで展望フロアへ上がるエレベーター前は長蛇の列。その待ち時間に『王様はロバ』1巻を読んでいたってことまで連鎖的に思い出す記憶の妙。

ようやく辿り着いた展望フロアも人でごった返し。ゆっくり眺められる雰囲気ではないので景色を楽しむのは早々に断念し、フロアの中央にあったカフェスペースで休憩。落ち着いた頃にまた来ればいっかと諦めモードで帰ろうとしたけど、もちろん下りエレベーターも長打の列。

アクト展望フロア初体験は惨憺たる結果で終了。

余談:展望料金とカフェのドリンク1杯を併せてちょうど1000円だねってなことを家族または友人と話したような気もするけど、そんな値段設定だったかはウロ覚え。

 

また来ようと思いつつ、初体験が悪しき思い出として脳内格納されてしまったせいか、結局それっきり。気づけば20年以上も経過している始末。

というわけで、人生で2度目となる(21世紀になってからは初めての)アクトの展望フロアへGO。

▼周囲に比べて存在感がケタ違いのアクトシティ(アクトタワーf:id:Protopeller:20170301144729j:image

営業時間や料金だけ軽く調べ、後は実際に行けば判るだろうと向かってみたものの、アレアレ、展望フロアの案内がほとんど出ていなくて本気で迷う。大袈裟ではなく、一般向けの展望フロア営業は無くなってしまったのかと不安になってくるレベル。

しばらくウロウロしつつ、最終的に従業員に尋ねつつ、ホテルのロビーに直通エレベーターがあるという情報をキャッチ。なんとか辿り着けたものの、目の前には普通にエレベーターがあるのみ。展望フロアは料金が(500円)かかるはずだけど窓口や券売機などは一切見当たらない。このまま上がってしまって良いのだろうか。

やってきたエレベーターに恐る恐る乗り込み上昇。タワー側面はガラスになっていて、エレベーター移動中も景色が楽しめる。グングン視界が高くなっていき浜松駅を見下ろすようなカタチに。駆け抜けていく新幹線がミニチュアのようで不思議な感覚。

 

展望フロアへ到着。エレベーターから降りたら目の前に券売機が。なるほどね。

入場券を購入。横を見ると受付らしき台があるけど人の気配は無し。どうすればいいのかなとキョロキョロしていたら「あー、すいませーん」という声と共に奥から1人の女性が走ってきた。どうやら係の人らしい。チケットを確認しつつ「はい、どうぞどうぞ。ゆっくりしていってくださいねー」と笑顔で対応してくれる女性。

ひとまず入場に関する不安は解消され、いざ展望フロアへと足を踏み入れてみたものの、僕が記憶している「あの時」とは全くの別モノ空間。本当に同じ場所なのかと新たな不安が込み上げてくる。係の女性に確認してみたら、随分前にガッツリと改装したそうで。フロアの奥は結婚式などで使用するパーティー会場になっていて、その会場に用事が無い一般の観覧客は、手前の通路をグルリと一周するのみ。意識して景色をジックリ眺めようとしなければ5分もあれば充分なコース。

もちろん、久しぶりだし、せっかく来たんだし、地元で高層階(45階:地上185m)から景色が楽しめる貴重な場所だし。牛歩レベルでゆっくり歩きながら風景を堪能しましたよ。ちなみに客は僕ひとりだけ。誰にも邪魔されることなく好きなペースで楽しめる好条件。(1994年の悪しき思い出も浄化)

▼南側の景色(奥に太平洋が)f:id:Protopeller:20170302132924j:image

▼北側の景色(少し西向き)f:id:Protopeller:20170302133135j:image

パッと見で誰もが知ってるランドマークは富士山くらい。人によってはつまらなく感じるかもしれないけど、目立つ建物が無い景色だからこそ、東京とは異なり「遠くまで世界が広がってる感」が味わえます。南側は海へと続く景色。北側は山へと続く景色。この高さでどっち向いてもココまでひらけた景色が堪能できる場所って日本全国探してもなかなか無いのでは。

 

実に20年以上ぶりのアクト展望フロアは予想以上の好印象。また天気の良いタイミングでプラリと来てみようかなと。

喫茶店で珈琲一杯飲む値段で他では味わえない景色がゆっくり堪能できるって考えると満足度も高いです。

ちなみに、ホクホクした気持ちで帰りのエレベーター待ちしてきた時、係の女性が「何周してもイイですからね」と声をかけてくれたけど、さすがにそれは遠慮しました(笑